就職活動や転職活動を始めようと思ったとき、最初に悩みやすいのが履歴書の書き方です。

履歴書には何を書けばいいの?
学歴や職歴はどこから書くの?
志望動機ってどうまとめればいいの?

このように、履歴書作成に不安を感じる方は少なくありません。
特に初めて応募書類を作るときは、わからないことが多くて当然です。

履歴書は、自分の情報やこれまでの経験を採用担当者に伝えるための大切な書類です。
難しく感じるかもしれませんが、基本のポイントを押さえれば、初心者の方でもしっかり作成できます。

この記事では、履歴書の書き方がわからない方に向けて、基本の記載ポイントや注意点をやさしく解説します。
これから就職・転職活動を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。


履歴書の書き方で大切なポイントとは

履歴書を書くときに大切なのは、必要な情報をわかりやすく伝えることです。
字の上手さや難しい表現よりも、内容が整理されていて読みやすいことが大切です。

履歴書を書くときは、次のポイントを意識すると安心です。

  • 誤字脱字をなくす
  • 記載内容を正確にする
  • 年月表記を統一する
  • 正式名称で書く
  • 見やすく丁寧にまとめる

履歴書は、自分を必要以上によく見せるための書類ではなく、自分の情報を正しく伝えるための書類です。
まずは基本を押さえて、読みやすい履歴書を目指しましょう。


履歴書を書く前に押さえたい基本の記載ポイント

誤字・脱字がないか確認する

履歴書の氏名、住所、学校名、会社名、資格名などに間違いがあると、確認不足の印象につながることがあります。
書き終えたらすぐ提出せず、必ず見直しを行いましょう。
できれば少し時間をおいてから、もう一度確認すると安心です。

年月表記は西暦か和暦で統一する

履歴書では、学歴や職歴、資格取得年月などを記載します。
このとき、西暦と和暦が混ざっていると見づらくなってしまうため、どちらかに統一するのが基本です。

最初にどちらで書くか決めて、最後までそろえるようにしましょう。

学校名・会社名・資格名は正式名称で書く

履歴書では、略称ではなく正式名称で記載することが大切です。
たとえば、「〇〇高」ではなく**「〇〇県立〇〇高等学校」、「普通免許」ではなく「普通自動車第一種運転免許」**のように書きます。

細かな部分ではありますが、丁寧で正確な印象につながります。

空欄をできるだけ減らす

履歴書の空欄が多いと、少し物足りない印象になることがあります。
もちろん無理に埋める必要はありませんが、書けるところはできるだけ記入し、記入漏れがないように確認しておきましょう。

読みやすく丁寧に記載する

手書きでもパソコン作成でも、見やすく整っていることが大切です。
文字の大きさや余白、改行のバランスも意識すると、より伝わりやすい履歴書になります。


項目別に見る履歴書の書き方

履歴書の日付の書き方

履歴書の日付は、提出日を書くのが一般的です。
郵送の場合は投函日、面接で持参する場合は当日の日付を記載しましょう。

日付もほかの年月表記と同じように、西暦または和暦で統一すると見やすくなります。

氏名・ふりがなの書き方

氏名は、採用担当者が最初に目にする大切な項目です。
少し大きめに、読みやすく丁寧に記載することを意識しましょう。

また、

  • ふりがな」と書かれている場合はひらがな
  • フリガナ」と書かれている場合はカタカナ

で書くのが一般的です。

住所・連絡先の書き方

住所は都道府県から省略せずに書き、マンション名や部屋番号まで正しく記載しましょう。
電話番号やメールアドレスは、採用担当者から連絡を受けやすいものを書くことが大切です。

普段あまり確認しないメールアドレスや、ビジネスの場に合わない印象のアドレスは避けたほうが安心です。

学歴の書き方

学歴は、高校入学または高校卒業から書くことが一般的です。
大学や専門学校は、学部・学科まで記載すると、よりわかりやすくなります。

学歴の記載例

  • 2020年4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学
  • 2023年3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業

学校名は略さず、正式名称で書くことを意識しましょう。

職歴の書き方

職歴は、勤務先の正式名称を使い、入社・退職の年月を順番に記載します。
必要に応じて、担当していた仕事内容を簡潔に書くと、よりわかりやすくなります。

職歴の記載例

  • 2023年4月 株式会社〇〇 入社
  •       接客業務を担当
  • 2025年2月 一身上の都合により退職

在職中の場合は**「現在に至る」と書き、最後に「以上」**と記載して締めるのが一般的です。

資格・免許の書き方

資格や免許は、取得年月順に記載します。
応募する仕事に関係する資格がある場合は、忘れずに書いておきましょう。

資格・免許の記載例

  • 2022年6月 普通自動車第一種運転免許 取得
  • 2024年11月 日商簿記検定3級 取得

資格名も略さず、正式名称で記載することがポイントです。

志望動機の書き方

履歴書の中でも、特に悩みやすいのが志望動機です。
ですが、長く立派に書こうとしなくても大丈夫です。
わかりやすく、自分の言葉でまとめることが大切です。

志望動機を書くときは、次の3つを意識するとまとめやすくなります。

  • なぜその会社や仕事を選んだのか
  • 自分の経験や強みをどう活かせるか
  • 入社後にどのように頑張りたいか

志望動機の記載例

人と関わる仕事に興味があり、これまでの接客経験を活かせると考え志望しました。相手の立場に立って丁寧に対応することを大切にしてきたため、御社でも信頼される対応を心がけ、早く仕事を覚えて貢献したいと考えております。

応募先によって内容を少し調整すると、より思いが伝わりやすくなります。

本人希望欄の書き方

特に希望がない場合は、**「貴社規定に従います」**と記載するのが一般的です。
勤務時間や勤務地など、事前にどうしても伝えておきたいことがある場合のみ、簡潔に書きましょう。


初心者が履歴書を書くときの注意点

事実と違う内容を書かない

職歴や資格などを少しでもよく見せたいと思うことがあっても、実際と違う内容を書くのは避けましょう。
履歴書では、正確さと信頼感が大切です。

志望動機を使い回さない

どの会社にも当てはまりそうな内容だけでは、気持ちが伝わりにくくなることがあります。
応募先に合わせて内容を少し調整することが大切です。

略称を使わない

学校名や会社名、資格名は略さず、正式名称で書きましょう。
細かなところですが、丁寧な印象につながります。

写真の印象にも気を配る

履歴書の写真は、清潔感のある服装や髪型を意識し、きちんとした印象のものを選びましょう。
表情も明るすぎず暗すぎず、自然な印象の写真が安心です。


履歴書の書き方でまず意識したい5つのポイント

初めて履歴書を書くときは、最初から完璧を目指さなくても大丈夫です。
まずは次の5つを意識してみましょう。

  • 誤字脱字をなくす
  • 年月表記を統一する
  • 正式名称で記載する
  • 空欄をできるだけ減らす
  • 見やすく丁寧にまとめる

この5つを押さえるだけでも、履歴書の印象はぐっと良くなります。


まとめ|履歴書の書き方は基本を押さえれば大丈夫

履歴書の書き方がわからないと、不安に感じる方は多いものです。
ですが、難しく考えすぎる必要はありません。大切なのは、基本のポイントを押さえて、見やすく丁寧にまとめることです。

氏名や住所、学歴、職歴、資格、志望動機などを正確に記載することで、採用担当者にも伝わりやすい履歴書になります。
初めて履歴書を作成する方も、まずはできるところからひとつずつ確認していけば大丈夫です。

これから応募を考えている方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分らしい履歴書を作成してみてください。