「ホテルフロントって、具体的に何をするの?」「シフトってどんな感じ?夜勤はある?」
そんな疑問を持つ方に向けて、ホテルフロントの仕事内容から勤務時間・勤務形態まで、初心者にもわかりやすくまとめました。

そもそも、ホテルフロントって何するの?

ホテルフロントは、ひとことで言うと 「お客さまの滞在をスムーズにする窓口」 です。
チェックイン前の準備から、滞在中のサポート、チェックアウトまで、ホテルの“顔”として最初と最後に関わることも多いお仕事です。

主な仕事内容(チェックイン〜チェックアウトまで)

フロントの仕事は「接客だけ」ではなく、実は“事務+連携”も大きな割合を占めます。

① チェックイン対応

  • 予約内容の確認(氏名・宿泊日・泊数・プラン)

  • 本人確認(必要な場合)

  • ルームキーのお渡し、館内案内(朝食・Wi-Fi・駐車場など)

  • 荷物預かり、問い合わせ対応

② 滞在中のサポート

  • 電話対応(内線/外線)

  • 備品貸し出し・追加(タオル、アイロン、加湿器など)

  • 観光案内、交通案内、タクシー手配

  • トラブル一次対応(鍵・騒音・体調不良・設備不具合など)

③ チェックアウト対応

  • 追加料金の精算(延長、駐車場、館内利用など)

  • 領収書発行

  • 鍵の回収、お見送り

  • 忘れ物確認(ホテルによる)

④ 予約・事務作業(裏側の大事な仕事)

  • 予約の入力、変更、キャンセル処理

  • 部屋割り(どの部屋に誰が泊まるかの調整)

  • 引き継ぎメモ作成、日報作成
    ※夜勤があるホテルでは「売上締め・会計処理」をフロントが担当することもあります。

勤務時間はどうなる?(早番・遅番・夜勤の例)

ホテルは24時間動くため、フロントは シフト制 が基本です。よくある時間帯はこの3つです。

早番(朝〜夕方)

  • 例:7:00〜16:00/8:00〜17:00

  • 主な業務:チェックアウト、予約対応、到着準備、清掃との連携

遅番(昼〜夜)

  • 例:13:00〜22:00/14:00〜23:00

  • 主な業務:チェックインのピーク対応、案内、問い合わせ対応

夜勤(ナイト)

  • 例:22:00〜翌7:00/23:00〜翌8:00

  • 主な業務:夜間受付、館内巡回、緊急時対応、締め作業(ホテルによる)

ポイント:ホテルによって 「夜勤なし(早番・遅番のみ)」 の働き方もあります。求人票で必ず確認しましょう。

一般的な勤務形態(シフトの回り方)

勤務時間は同じでも、「どう回すか(勤務形態)」がホテルによって違います。

A:日勤中心(早番・遅番で交代)

  • 夜勤は別担当、または夜勤そのものがない

  • 生活リズムが整えやすい

B:3交代制(早番・遅番・夜勤)

  • 3つの時間帯をローテーション

  • 24時間フロント対応のホテルでよくある

C:2交代制(長め勤務のシフト)

  • 日勤と夜勤を大きく2枠で回す形

  • 1回あたりの勤務が長めになることも(職場ルール次第)

D:夜勤専属(ナイト専従)

  • 夜勤だけを固定で担当

  • 慣れると生活は安定しやすいが、締め作業や少人数対応が増えることも

未経験でも大丈夫?必要なスキルは?

未経験スタートの方も多い職種です。大事なのは“特別な資格”よりも、基本の積み重ね。

  • 丁寧な言葉づかい・あいさつ

  • 確認できる力(復唱・メモ・ダブルチェック)

  • 落ち着いて対応する力(混雑・トラブル時ほど重要)

  • チーム連携(清掃・レストラン・設備担当など)

PCは「入力ができる」レベルから始められることが多く、予約システムは慣れで伸びます。

向いている人の特徴

  • 人と接するのが好き(得意じゃなくてもOK)

  • 慌てずに対応できる

  • “確認するクセ”がある(ミスが減る)

  • チームで動くのが苦じゃない

  • シフト勤務に抵抗が少ない(平日休みも活かせる)

求人選びで後悔しないチェックポイント

「同じフロント」でも働き方はかなり違います。応募前にここを見ておくと安心です。

  • 夜勤の有無/回数(月何回くらい?)

  • シフト例が具体的に書かれているか(早番・遅番の時間)

  • 休憩の取り方(夜勤時の休憩・仮眠の扱いなど)

  • 残業の有無(繁忙期の傾向も)

  • 研修・OJTの内容(未経験歓迎の具体度)

  • 1シフトの人数(少なすぎると負担が増えやすい)

まとめ

ホテルフロントは、チェックイン・チェックアウトだけでなく、滞在中のサポートや予約管理など 「接客+事務+連携」 でホテル運営を支える仕事です。
勤務はシフト制が一般的で、早番・遅番・夜勤の有無や回数はホテルによってさまざま。求人を見るときは 夜勤・シフト例・休憩・研修体制 をチェックすると、自分に合う職場を選びやすくなります。