こんにちは、求人九世だ。
営業って聞くと「トークが上手い人の仕事」だと思われがちだが、実際は違う。営業の本質は――相手の困りごとを整理して、決めやすい形で提案し、合意までの段取りをつくること。
未経験でも“型”を覚えれば、ちゃんと強くなれる職種だ。

1. 営業職とは?いちばん大事な役割

営業は「売る人」じゃない。正確に言うと、買う側が“納得して決められる状態”を作る人だ。
商品・サービスの説明より、現場で大事なのはこの3つ。

・何に困っているか(課題)
・どこまで改善したいか(ゴール)
・いつまでに必要か(期限)

この3点が整理できると、提案はブレない。

2. 営業の主な仕事内容

営業の仕事は、だいたい次の流れに分かれる。

・ヒアリング:状況確認、課題の言語化
・提案:解決策の提示(比較材料・導入手順も含む)
・見積・契約:条件整理、社内手続きの支援
・納品・導入:社内外の調整、段取り
・フォロー:追加提案、更新、紹介につなげる

豆知識:見積書は「価格表」じゃない

見積は、お客さんが社内で稟議を通すための資料になりやすい。
だから営業が強い会社ほど、見積に「内訳」「効果」「導入の手順」を添えて“決めやすく”する。

3. 営業の種類(初心者向きも紹介)

営業は「誰に」「どう売るか」でいろいろ分かれる。初心者が迷うポイントでもあるから、代表パターンを押さえよう。

ルート営業(既存顧客メイン)★初心者向き

既に取引があるお客さんを回り、追加注文や新商品提案、困りごと対応をする。
関係づくり+積み上げ型なので、未経験でも成果が安定しやすい。

反響営業(問い合わせ対応)★初心者向き

Web・電話・来店など、興味があるお客さんからの問い合わせに対応。
飛び込みより心理的ハードルが低く、提案に集中しやすい。

新規開拓営業(ゼロから取引を作る)

テレアポ、紹介、訪問、展示会などで新規を獲得。
伸びると強いが、最初は断られる回数が多いのでメンタル耐性と継続力が必要。

インサイドセールス(電話・オンライン中心)★初心者向き

オンラインでヒアリングして商談化まで担当。
スクリプトや運用が整っている企業も多く、未経験でも育ちやすいことがある。

4. 1日の流れ(イメージ例)

外回り営業(法人・ルートが多い)
・朝:メール確認、見積・資料準備、訪問計画
・日中:訪問・商談、現場確認、次回の段取り
・夕方:見積提出、社内調整、日報・案件整理

インサイドセールス
・朝:リスト確認、問い合わせ対応
・日中:ヒアリング、商談設定、資料送付
・夕方:記録・分析、次アクションの整理

5. どんなスキルが必要?資格はいる?

結論、営業は資格が必須じゃない求人が多い。必要なのはスキルというより“型”だ。
・質問力:状況・課題・期限を聞く
・要約力:相手の言葉を整理して返す
・段取り力:次の一手(宿題・締切・次回日時)を決める
・誠実さ:返信が早い、約束を守る、報連相

豆知識:営業で伸びるのは「話す人」より「まとめる人」

商談は、結論→理由→次の一手。
これができるだけで“できる営業”に見える。

6. やりがい・大変さ

やりがい
課題が解決して感謝される
・結果が数字で見える
・交渉力・段取り力が一生モノになる

大変さ
・断られることがある
・案件管理(同時進行)が必要
・社内外の調整が多い

7. 向いてる人の特徴

「話が上手い」よりも、次のタイプが強い。
・コツコツ続けられる(行動量が積み上がる)
・人の話を聞いて整理できる
・約束を守る、誠実に対応できる
・断られても切り替えられる

8. 未経験が求人票で見るべきポイント

ここを見れば、初心者の“事故”は減る。
・研修・同行があるか(商品研修、ロープレ、OJT)
・営業先の割合:既存中心?新規中心?反響はある?
・評価基準:売上だけ?行動(提案数など)も見る?
・扱う商材:分かりやすいか、覚えやすいか
・働き方:移動手段、残業の実態、休日

9. キャリアパス
・営業→主任/リーダー→マネージャー(育成・数値管理)
・法人営業→企画、マーケ、カスタマーサクセスへ横展開
・業界経験を積むと、同業界で転職もしやすい

10. まとめ
営業は「才能」より「型」。
未経験なら、まずは ルート/反響/インサイド のように“入口がやさしい”タイプから始めると、成果も出やすい。
聞く→整理→提案→段取り。この順番を守れたら、経験は後からついてくる。